タキシード( Tuxedo)とは男性用の正礼装の一つで、元来は夜間のみ着用されましたが、現在では午後からの着用が認められています。夜間用の礼服である燕尾服よりもやや略式なものとみなされています。
タキシードは、米国での呼称で、英国では「ディナージャケット」、仏・独では「スモーキング(晩餐後の一服時に着用するから)」と呼ばれました。
燕尾服が白い蝶ネクタイを着用するため「ホワイトタイ」と呼ばれているのに対し、タキシードは黒い蝶ネクタイで着用するため「ブラックタイ」と呼ばれています。用途が広く、国賓を招いた晩餐会から気軽なパーティーまで、広く着用されています。
■慶事でのタキシードの着方
●ジャケット 黒色またはミッドナイトブルー。ノーベントが原則。シングルは黒のカマーバンドで、ヒダは上向きまたは黒のベストを着用。縁ポケットはフラップ無しの両玉縁。
カマーバンド
ズボン 黒色の側章1本。とグレーの縞模様。裾はシングルで。
●シャツ ウィングカラー(立襟)、レギュラーカラーの2種類。色は必ず白無地。前見頃がプリーツ、フリルなどのドレスシャツを合わせる。比翼仕立て(かくしボタン)以外はスタッドボタンで前立てを留める。
ウィングカラー
(プリーツ入り・スタッド仕様)
ウィングカラー
(フライフロント)
レギュラーカラー
(フライフロント)
●ネクタイ 黒色の蝶ネクタイ。
●サスペンダー 黒使用。
●カフリンクス スタッドボタンとカフリンクスは、黒蝶貝やオニキスなど黒色のもので揃える。
     カフリンクス&スタッドセット
●ポケットチーフ 白のシルクまたは麻。
●靴 黒のエナメルで内羽根式のオックスフォードタイプ。またはオペラパンプス。
オペラパンプス(リボン付き)