ファンシータキシード(fancy tuxedo)とは、黒やミッドナイトブルー(濃紺)の正礼装のタキシード以外の様々な色・柄・素材で作られた、どちらかと言えば遊びの要素のあるタキシードの総称です。
1950年代から起こったピーコック革命が由来ですが、親しい方の集まる夕方からの結婚式、披露宴、二次会、記念行事、祝賀会などで着用されます。
素材にはシルクやベルベット、モヘアなど様々なものが使われます。柄は無地、マドラスチェックやタータンチェックなどの格子柄、ペイズリーや花柄などのプリント柄など。色はカラフルで光沢のあるものなど多様なバリエーションがあります。
ジャケットの色や形状に係わらず、黒のズボンを合わせるのが基本ですが、最近では上下同色のものも増えています。タイは蝶タイだけでなくアスコットタイを用いることもあります。
■慶事でのファンシータキシードの着方
●ジャケット ピークドラペル、ショールカラー1ッボタンが基本だが、形より素材で選ぶ。拝絹付き。ショールカラーは拝絹無しでも良い。
ズボン 黒色の側章1本。裾はシングル。
●シャツ ウィングカラー(立襟)、レギュラーカラーの2種類。色は白またはパステル調のカラーシャツでデザインはプリーツかノープリーツ。
ウイングカラー
(プリーツ入り)
ウイングカラー レギュラーカラー
●カマーバンド・ベスト タイと組み合わせて自由にコーディネイト。カマーバンドのヒダは上向きに。
カマーバンド タイと同布のカマーバンド
●ネクタイ 蝶ネクタイの他にクロスタイでも良い。クロスタイは左前にする
●サスペンダー 黒使用。
●カフリンクス スタッドボタンとカフリンクスの色、柄、素材は自由。黒のオニキスやメノウ、七宝焼などが使われることも多い。
●ポケットチーフ。 色柄をコーディネイトしてエレガントに。
●靴下 黒無地が基本。
●靴 黒のエナメルのほかキッドやカーフまたはヌバックでも良い
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